2007年01月30日

猫くさいやつだなぁ、どうも。

♪っででんでんでんつくでんでん♪

 江戸時代には、昼の日中から屋台が出ており、隠居暮らしの町人やどこかの遊び人(金さんではなく、今で言う家が中途半端に金持ちなニート)たちがいい心持ちで持て余す時間を潰しておりました。
 暇を潰すという点では同じですが、大店(おおだな)のご隠居さんは、屋台なんぞでは暇は潰しません。
お互いの屋敷へ行き来し、自慢の骨董やコレクションなどを見せ合い、へしあい、引っ付きあい…。いえいえ、そんないちゃいちゃ(“いちゃいちゃ”なんて今時言うのでしょうか?)はしませんが、とにかく自分の趣味を披露したり、奉公人を連れて花見や芝居、たまには色気のあるところに行ったり。
 同じ町内の長兵衛さんと清右衛門さんはそれぞれ呉服屋と木綿問屋を営んでおり、すでに隠居した二人は猫好きで仲のよい茶飲み友達です。
 今日も清右衛門さんの宅で猫の話で他愛の無いおしゃべりが始まります。

長兵衛:「清右衛門さんや、あんたってぇ人は猫くさい人だねぇ、どうも。」

清右衛門:「そうかい?!確かにさっき猫にエサをやって抱いていたがねぇ・・・。でもそりゃお互い様だろ!?」

長兵衛:「そうじゃぁないよ!お宅のおよねちゃんが嫁に行ったってぇのに、あたしにぁ何のに話も無しに。あたしとあんたの間柄で、猫くさいじゃぁないかって言っているんだよ。」

清右衛門:「それを言うなら、水くさいだよ!?」

長兵衛:「そうだったかねぇ・・・。言われてみればそれでもよさそうな・・・。確かに。」

清右衛門:「あきれた人だねぇ、いくら猫が好きだからって、言葉もまで猫中心に変えっちまうなんて、どうも・・・。それじゃぁ、どうだい、ここはひとつ言葉遊びとして、ことわざやもののたとえで使われる事物を猫に置き換えて、その道理を話そうじゃないか!?」

長兵衛:「おぅ、そりゃぁ面白そうだねぇ。」

清右衛門:「よし、それじゃぁあたしからいくよ!えー・・・、『猫の耳に念仏』」

長兵衛:「なんだい、ありがちだねぇ!大体道理は察しがつくよぉ。猫に念仏を聞かせると、片目だけ開けて、怪訝(けげん)な顔されることから、『相手に興味のないことを言うと、不機嫌になる』ってことだろ!?

清右衛門:「う〜ん、深いんだか浅いんだかわからないねぇ。端的に、『無駄』の意味だったんだがねぇ・・・。」

長兵衛:「なんだいそりゃぁ。それじゃ牛のままでもいいじゃないか!えっ!?じゃぁ今度はあたしが・・・。え〜・・・。『隣の猫垣に猫立てかけた』」

清右衛門:「なんだい早口ことばじゃぁないか。『猫垣』ってぇことがあるかい!?しかも『猫立て掛けた』って・・・、一体どんなだい!?」

長兵衛:「『猫は石垣、猫は城』ってぇ言葉があるだろ?うちの商売だってそうだぁ、ねぇ。番頭や手代がいるから商売ができている。ねぇ。人も猫もいなかったら困るってことのたとえだぁ、なぁ!?」

清右衛門:「なぁるほど。『猫は石垣、猫は城』。いい言葉だねぇ。」

長兵衛:「関心するところが違うよ、。『隣の猫垣に猫立てかけた』に関心してもらわなきゃいけないよ!」

清右衛門:「あっそうだった。失礼、失礼。じゃぁ、あたしの番だね。え〜・・・。

(つづく)
posted by hinata at 12:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

じっくりコトコト煮こんだ・・・。

・コトコト煮込んで琴欧州

・とちとち頑張る栃東

・胡椒少々朝青龍
posted by hinata at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

人のうわさも七十五日。

おいらには全然関係ない!?いいえ、パソコンソフト「やよいの青色申告06」を購入して

いるので、関係超大有りです。

堀江貴文が逮捕されて、マスコミや政治家が言いたいことをいいはじめまして。

フジテレビの日枝会長がインタビューで今にもうれしくて笑い出しそうな表情が印象的

でした。

Livedoor株主総会の後の忘年会か何かの騒ぎぶりを見ると、学生の乗りで会社を

運営をしているのが良く分かり、やっぱり「とにかく儲けりゃいいんだ方式」だったような

気もするし、技術者でもなく経営者でもなくただの株転がしだったというだけで、糞ころ

がしの方が地道でやたらと偉いと感じました。

それにこれだけ民法のニュースで取り上げられるということは、その方式に便乗して

結果的に振り回された人も沢山いたんだなぁと改めて思いました。

初めて『あ〜!貧乏で良かった』って思った次第です。

ってな感じで、久々に超短落語を一席。

♪でんでんちきでんちきでん、っでんでん♪

八:「よう聞いたかい熊?」

熊:「何を?」

八:「ホリエモンが捕まったってよぉ!」

熊:「なんだい最後の直線でさされたか!?」

八:「ほんとの馬の話じゃねぇさな!」

熊:「じゃぁ、ドラえもんの幼なじみがねずみ捕りに捕まったとか?」

八:「いくらなんでもドラえもんの幼なじみだったら猫だろ!?ねずみ捕りには捕まら

ねぇ!」

熊:「じゃぁ何だよぉ?もったいつけやがって、早く言いない!」

八:「別にもったいつけちゃぁいねぇが、livedoorの堀江貴文が逮捕されたってよぉ!」

熊:「へぇ、そりゃまたどうして?」

八:「おいらも難しいことは分からねぇが、NHKの週間こどもニュースじゃぁ何でも

自分とこの会社の株を上げるためにうそ言ってたらしいぜ!」

熊:「へぇー。うそはいけねぇやなぁ、うそは!」

八:「あー、うそはいけねぇ!」

熊:「じゃ、かわうそもいけねぇか?」

八:「うそはいけねぇが、かわうそはいけなかねぇだろ!?」

熊:「そうだなぁ、かわうそに罪はねぇやなぁ。っで何て罪になるんだい?」

八:「うーん、なんてったけなぁ、ほら、えーっと『偽計』とか『風説の流布』容疑とか

言ってたぜ!」

熊:「おぅ、よく覚えてたなぁ、八っ!じゃぁなにかい!?姉歯は堀江の義兄(偽計)

かい?」

♪でんでんちきでんちきでん、っでんでん♪
posted by hinata at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

甘いものは別腹。

今となってはもう去年の話ですが、このまえのクリスマスは寂しかった。

去年に限った事ではないが、大概クリスマスは一人で過ごし、写真のようなケーキを

一人で食べるのです。



以前はちょっと小さめのデコケーキなら1ホール食べきれたけど、ここ数年は一気に

食べるのはちと難しくなってきている(年かなぁ…。こんなところで年を感じるとは…。

これはこれでまた寂しい)。

ってな感じで、今年最初の超短落語。

♪でんでけちんちんでんちきちん♪(どんなリズムや!?)

I子:「そうそう、ここのガトーショコラおいしいのよ〜!入ってみようよ。」

(店内。メニューを見ながら)

G沙:「飲み物も結構種類があるわよ。紅茶でもキーマンとかニルギリとか…、その

シナモンミルクティーとかルシアンとかのアレンジもできるみたいよ。」

A美:「アレ!?知らないの?ここのパティシエって、ほら紅茶の利き酒大会…なんてっ

たっけ!?#☆※&Ω・・・」

I子:「わかんなくても利き酒なんて例えないで、せめて紅茶のソムリエぐらいに品良く

言っときなさいよ。」

G沙:「ほんとよ。いくらA美が高知出身だってねぇ…!?」

(うなずくI子)

A美:「あ〜思い出せない!とにかく紅茶にはめちゃ詳しいのよ。インドに茶摘に

行ってたくらいなんだから…!それにフランス帰りでしかも結構いい男なんだって…。」

I子:「いやに詳しいわね。A美はいい男には目が無いもんね。っでインドにはいつ

行ってたの?」

A美:「生まれたときにはインドにいたって…」

G沙:「それってインド人てこと!?インド人のパティシエなんて初めて聞いたわ…。」

A美:「でもインドではインド人のパティシエは普通らしいわよ!?」

I子:「そりゃそうでしょ!インドなんだから。」

G沙:「っでなんにする?」

A美:「あたしは、ショコラケーキとダージリンのセット。」

I子:「あたしもショコラのセットにモンブラン単品。」

G沙:「I子よく食べられるわねぇ。さっきさんざん中華食べたってぇのに…」

I子:「甘いものは別腹って言うでしょ!いいの!」

G沙:「じゃぁあたしも別腹発揮して、ミルフィーユのセットにイチゴショートと…、

それにこのタルト・シブースト・キャラメルっていうの。」

I子:「人のこと言えないじゃない。良く食べるわねぇ!?そう言えばG沙、ダイエット

してたんじゃなかったけ?」

G沙:「あっ、そうだった。すっかり忘れてた。」

A美:「甘いものは別脳ね!」

♪でんでけちんちんでんちきちん♪(だからどんなリズムや!?って)
posted by hinata at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

隊長!巨大クモの巣発見!

 今お世話になっている会社のTFKさんとは、他愛もない、はっきり言ってバカな話を

よくします。

 こないだは残業前のご飯の帰り、歩いていた歩道の両端、車道寄りの街灯と反対側の

フェンスにまたがった巨大なクモの巣を発見して話に花が、いや、クモの巣だけに話に

イトま(暇)がなくなりまして(苦しい!!)。

 発見したクモの巣は非常にデカく、45リットルのごみのビニール袋を展開したような

大きさで、2、3歳くらいの人間の赤ちゃんなら優に覆えるくらいの巨大さでした。

おいら:「あんなクモの巣に余裕で人間なんか引っかかって、クモに襲われたら怖いです

 よねぇ…。アマゾンのジャングルなんかにいそうですよねぇ、巨大なクモ。」

TFKさん:「いますね!っでアマゾンの奥地で起こったことだからニュースとして伝わって

 こないだけで、実は年に2、3人は食べられてたりするんですよ。きっと」

みなさん:「コエー!!」

おいら:「でもあいつ(クモ)ら、言っても昆虫だから蛋白質豊富で、しかも蟹とか海老

 みたいだからもしかしてデカいクモって、食ったらうまいかも!?」

TFKさん:「まずいです!」

みんなで:「えーっ!食ったことあるんですか?」

TFKさん「あります。もちろん人間が襲われるほどデカいクモじゃないですよ。普通のクモ

 を。」

…どうやらTFKさんがボーイスカウトで、中学生のころ闇鍋をしたときにクモが入ってい

て、それを食べてしまったそうで。

おいら:「よくそんなの入れたやついますねぇ!?自分が食うかもしれないのに。

 誰が入れたか判明したんですか?」

TFKさん:「いいえ、わかりませんでした。」

おいら:「入れられたのがクモだけに、きっと入れたのはスパイだー!」お粗末。
posted by hinata at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

地震。

 こないだの日曜にも地震があったけど、最近ちょっと多いなぁ。

こないだは、人ん家でパソコン教えてた時で、今日は近所のラーメン屋で

チャーシューメン半ライス付を食ってる時だった。

 最近の地震について、地震学者(地質学者?)さん方のお話をじっくり聞きたい

気がするし、災害があったときにどう対処していいか、役所の防災対策課(?)の

お役人さんに話しを聞きたい気もする。

 でもいつ、どこで、何をしている時に起こるかわからないのが地震で、

一番話したいのは、何をしているときにどんな風に逃げたらいいか、あるいは

こんな時にはこんな風にしろっ!ってことを誰かと相談したいなぁ。

 例えば、トイレで大きいほうをしている時、大地震が来て、住みかが崩れたら?

・・・下半身裸のままで発見されるのもなぁ・・・。

そんな状態で発見をされないためにはどうすればいいか!?絶対発見されないように

押し通すorとにかく地震を恐れず、崩れる建物にも構わず、尻も拭かずにパンツを

はく練習を日頃からしていざという時実践する。・・・うーんどちらも難しそうだ。

 それなら例えば崩れはしなかったけど、水道が断水して○○○が流せなかったら?

・・・常にバスタブには最低○○○を流せるだけの水は確保しておこう!

でも下水道も切断されて「流さないでください!」って役所のアナウンスがあったら?

・・・復旧するまで共に暮らすんだろうなぁ・・・。自分のだから我慢しよう!

 例えばファッションホテルでHをしていて直下型に襲われ、骨盤を骨折したりして、

それでも逃げなきゃいけないとしたら?・・・うーん、ハードプレイやなぁ。

下ネタばかりで失敬・・・。

 でもそんな時のことをいつも考えていた方がいいかなぁ、なんて・・・。

ってな感じで、本日の超短落語。

出囃子♪でんでんちんちんでんちんちん♪

 地震列島というくらい日本は地震の多い国です。

江戸のような大都市で、ひとたび大地震でも起きようものならそりゃもう大惨事に

なったようで。

 震災は地震直接のそれより、木造家屋が密集しているところの火災による被害が

甚大で、安政江戸地震では火災による死者が四千人にも上ったそうです。

 そんな大きな被害の出た地震もあれば、ちっちゃな被害の地震もありまして・・・。

(被害に大きいも小さいも無い!by恩田すみれ)

八:「よう熊っ、夕んべの地震はでかかったなぁ!?」

熊:「おうよ、あんなでけぇのは久々だぁな!でも、大きな被害も無かったみてぇだし

   良かったなぁ。」

八:「俺なんかおめぇ慌てて飛び起きて、かかぁと荷造りしたぜ!」

熊:「てやんでぇ、そのぐれぇで済めやいいじゃねぇか!?うちのかかぁなんざ

   何を血迷ったか飛び起きるなり亭主のこの俺を踏みつけて、ガキだけ連れて

   慌てて外へ飛び出しやがって・・・。

   おかげで見ろいこの腿のアザ。かかぁの右足だってはっきり分かるぜ!」

八:「そいつぁ、とんだ辛妻(しんさい)だったなぁ。」

熊:「おうよ、あんなかかぁ持っちゃしんどいぜ!シンド五ってとこよ!」

追い出し:♪でんでんちんちんでんちんちん♪
posted by hinata at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月13日

映画。

落語を一席。

出囃子♪でんでんちんちんでんちんちん♪

映画はいいもんですねぇ!?何がいいかって、擬似体験ができる。

恋愛したり、宇宙に飛び出したり、時には人を斬ったり、宇宙人を退治したり。

行ったことのないカフェをのぞいたり、レーシングカーのようなタクシーを運転したり。

44マグナムを撃ったり、逃亡者になったり。

たかだか2時間程度でありえない一生を送ったり、宇宙の歴史を想像したりと、

もしかしてヨーダより長生きしてるヨーダ、っつって・・・。

このブログをご覧いただいている方で、映画好きの方も少なくないと思います。

中には、映画館を出るとすっかり映画の中のヒーロー、ヒロインになりきって、

言葉遣いやら、態度がそんな風になっちまう人もいるようで・・・。

それが行き過ぎるといわゆるオタクになり、その言動はかなり怪しく歯止めが効かなく

なるようでして・・・。

女:「ただいまっ!」

男:「『お帰り、・・・NANAちゃん』。」

女:「はぁっ?あんたまた仕事サボって映画見て来たの?

   ・・・っていうか全く玉鉄に似てないんだけど#!

   それにこないだはあたしの名前、アミダラだったよねぇ!?」

男:「『泣けるぜぇ!』!」

女:「ダーティーハリーby山田康雄かよっ!?泣けるのはあたしのほうだよ!」

男:「あれっ!?うれしいねぇ、よくわかったじゃん!?」

女:「こないだビデオ擦り切れてたろ!?

   あんだけ見てりゃあたしだって覚えるよ、悪いけど!」

男:「悪かなんかないよ。こんどは擦り切れる心配が無いようにDVD買って来たよ!」

女:「またかよ?

   ・・・ってかさ、どうすんの仕事?

   そんな映画見たさにサボってばっかりじゃまたクビでしょ!?どうせ!?」

男:「♪わかっちゃい〜るけ〜ど止められないっ♪」

女:「♪あっそ〜れスイスイ、ってノルかアホ!あんたなんか映画見すぎて、

   死んじまいなぁっ!!」

男:「おっ、ルーシー・リューもびっくりの迫力じゃねぇか。んじゃ俺も、

   どんなに見ても映画だけに『シネマしぇ〜ん!』。

   ・・・おっと、映画になってなかった・・・。」

追い出し♪でんでんちんちんでんちんちん♪
posted by hinata at 22:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

湯屋。

落語は、『落』語てぇ具合なもんだから必ず落ちがあります。

中にはよくよく考えないと、他には、江戸時代の習慣を知らないと、

落ちがわからなかったりするものもあります。

あっちは落語が好きで、好きという割にはたまになんですが、

落語を見たり、読んだりします。

こないだは『浮世床』という落語を読んで、プロローグの落ちにちっと関心しました。

 昔は床屋が、界隈の娯楽場みたいなもんで、将棋を指したり本を読んだり。

床屋の看板も変わっていて、やっとこの絵やら天狗の絵やらが描いてあったそうな。

そんな中に海老が描かれた看板があり、えらくよく描かれてるもんだから、

長屋の大の大人ふたりが、描かれた海老は生きてるか死んでるか言い争っていた。

そこへ長屋の隠居がきて、ありゃ患(わずら)ってる海老だ、床についてる。

と言うのが落ちでした。

《うまい!お座布×20へー、みたいな・・・》

そこであっちも超プチ落語を一席。

出囃子♪でんでんちんちんでんちんちん♪

 時代によって美男美女の基準、定義に流行(はやり)があるものです。

それは文字として、時には絵や写真として現在に残っています。

例えば美人画で有名な英泉にしても、時には胴と頭のバランスが今では

考えられないような遊女を描いていたりもします。

時代の遺物から、そのときの美人の観念を窺(うかが)うことができます。

熊:「おい八っ、角の湯屋に近頃若ぇ女が奉公してるだろ!?」

八:「おおぅ、おいらも見たよこないだ。番台に座ってたなぁ。」

熊:「いい女だと思わねぇか!?」

八:「そうかぁ!?たしかに、いまどきの器量かもしんねぇが、おらぁあんまり

   好みじゃねぇなぁ。第一おめぇ、話もしねぇでいい女かどうか判んねぇだろ!?

   何か話しでもしたのかい?」

熊:「いや。」

八:「それでいい女だってなんで判る?」

熊:「勘っ!」

八:「なんだい、急に口数少なくなっちまいやがって。…ヤダよおい、

   空なんかポカーンと見て。雲以外になんか浮いてんのかよ!?

   おい熊、熊ってばよ!」

熊:「おっ、なんだいまだ居たのかい!?」

八:「お前が帰って来たんだよ!・・・その様子じゃだいぶご執心だなぁこりゃ!?」

熊:「ああ、湯屋の女にのぼせそうだ。」

追い出し:♪でんでんちんちんでんちんちん♪
posted by hinata at 01:31| Comment(1) | TrackBack(1) | 超短落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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